ニュージーランドの人々にとってLightboxは、受賞歴のある最新のテレビシリーズ、大ヒット映画、お気に入りの子供向け番組などをあらゆるデバイスで視聴できるサービスです。ニュージーランドのデジタルサービス会社Spark New Zealandが所有するLightboxは、ストリーミングビジネスをリードしています。 

 

Lightboxは、顧客がストリーミングを続け、契約を更新し続けるような体験を提供することが、競争優位性になることをよく知っています。デジタル顧客体験のあちこちに問題があるようなサービスは顧客に選ばれることはありません。

 

信頼性とパフォーマンスの維持は、Spark New ZealandでLightboxのITアプリケーションと開発を担当するMike Robinson氏にとって最優先事項です。「インフラとアプリケーションは常に最高の状態でなければなりません。私たちの最優先事項は、ピーク時にも安定したパフォーマンスを維持することです。」

ブラックボックス化したプラットフォーム

Lightboxのコアプラットフォームはサードパーティー企業が開発・提供しており、LightboxはそのサービスをAmazon Web Services(AWS)上で動かしていました。このプラットフォームには計測サービスが十分に提供されていなかったため、Robinson氏と彼のチームは、プラットフォーム内部で何が起こっているのかをほとんど把握することができませんでした。「変更を加えると、プラットフォームがクラッシュすることがよく発生していました。しかし、問題の原因がどこにあるのかを知ることができませんでした」とRobinson氏は言います。

 

安定性とサービスの中断だけがLightboxチームが直面した問題ではありませんでした。ピーク時に環境を適切にスケーリングするために必要なアプリケーションのパフォーマンスとAWS環境でのリソース使用状況を把握することも困難でした。環境で何が起こっているかを詳細なレベルで見ることができなければ、それがパフォーマンスにどのように影響するかがわからないので、最適なリソースの選択ができません」とRobinson氏は言います。

 

安定性で高い評価を獲得

LightboxのチームはNew Relicの導入を決め、プラットフォームに組み込んだ結果、プラットフォームの現状を把握することができました。その結果を受け、4週間かけてプラットフォームの安定化を図るための開発に注力しました。

 

安定化が無事に完了した後、チームは追加のバグの修正とパフォーマンスの最適化に目を向けました。Lightboxは、ウェブサイト、バックエンドインフラストラクチャー、ミドルウェア、テスト環境、そしてさまざまなモバイルアプリケーションやテレビアプリケーションなど、システムサービス全体に渡ってNew Relicを迅速に導入しました。

 

エピソードの検索スピードを10倍に改善する

「Lightboxチームが発見した安定性の問題に加えて、プラットフォームが常にピーク状態で稼働していることにも驚きました。検索エンジンは毎晩パフォーマンスが限界に達していましたが、それもNew Relicをデプロイするまで気付きませんでした」とRobinson氏は言います。

 

「New Relic のデータを使用してパフォーマンスを改善し、現在はピーク時の使用量の少なくとも 4~5 倍のトラフィック増加にも簡単に対応できるようになりました」と Robinson 氏は述べています。

「例えば、レスポンスタイムを平均で約500ミリ秒から50ミリ秒以下に短縮しました。これは、通常のユーザーでは10倍、その他のユーザーでは30倍にもなります。また、動画のロード時間も 40 秒から 2 秒にまで短縮しました。そして、これらすべてをわずか4週間で実現しました。New Relicがコードレベルの情報を提供してくれることで、当社はすべてのユーザーの顧客体験を迅速に改善することができました。」

 

LightboxチームはNew Relicを使用して、特定のトランザクションが実行される度に、プラットフォームがデータベースに対して何百ものクエリを実行していたために、大きなボトルネックが発生していると判断しました。私たちは、『キャッシュを使って、リクエストする度にアプリケーションがクエリを実行しなくても済むようにしたらどうだろうか』と考えました。これにより、データベースへの負荷が1,000分の1にまで軽減されました。New Relicを使うことで、迅速に見極めることが可能になりました。

 

DevOpsの成功のためにデータを活用する

「LightboxチームはNew Relicによって、これまでは得られなかったDevOpsプロセスとその結果としてのコードに自信を持つことができました。New Relicのおかげで、エンドツーエンドのテストに使用するリソースを最適化し、テスト中にエラーを簡単に特定してデバッグしたり、変更前後のパフォーマンスや安定性を把握したりすることができます」とRobinson氏は述べています。「New Relicを使用したテストではすべてが検証されており、潜在的な影響を追跡して理解することができるため、自動化されたデプロイメントに信頼と自信が持てるようになりました」とRobinson氏は述べています。         

 

「New Relicのおかげでチームのデプロイがより速く、より高品質になったと評価しています。コードを本番環境に適用するまでの時間が600時間から20分未満に短縮されました」とRobinson氏は述べています。「チケットが入力されてからコードが本番に入るまでのリードタイムが6〜8週間から約1週間に短縮されました。品質と安定性を向上させながら、サイクルタイムとリードタイムの両方を短縮し、生産性を劇的に向上させることができました。」

 

「 New Relicを導入してからは、デプロイメントを監視する必要がなくなり、新たな昨日の開発に注力することができるようになりました。プラットフォームの深い部分まで可視化できるようになったことで、物事をどのように構築するかを再考し、実際のデータに基づいて意思決定を行い、何が価値をもたらすかに集中することができるようになりました。」

 

「New Relicを導入してからは、デプロイメントを監視する必要がなくなり、新たな昨日の開発に注力することができるようになりました。プラットフォームの深い部分まで可視化できるようになったことで、物事をどのように構築するかを再考し、実際のデータに基づいて意思決定を行い、何が価値をもたらすかに集中することができるようになりました。」

Mike Robinson Chapter Lead IT Applications and Development, Spark New Zealand

 

新たなクラウドネイティブサービスのリリース

コードをより速く配信することだけが、New RelicがLightboxチームに新たな自信を与えたものではありません。Lightboxは、コアプラットフォームがAWSリソースをどのように使用しているかを可視化することで、コスト効率、パフォーマンス、スケーラビリティ、弾力性を向上させるためにクラウド環境を更新しました。New Relicのおかげで、本番環境で常に稼働している静的サーバーセットを使用するのではなく、リアルタイムのトラフィック要件に基づいてリソースを自動スケーリングできるようになりました。これにより、クラウドにかかる費用を半分以上削減することができました」とRobinson氏は述べています。

 

これらの改善は、LightboxがAWS Lambdaのようなクラウドネイティブ機能の採用を増やしていく先導的な役割を果たしている。Spark SportとLightboxサポートサイトはすでに完全にサーバーレス化されており、サーバーコストが実質的に無料になっています」とRobinson氏は言います。サイトはNew Relic Lambdaエージェントを使用して完全に計測されており、100%の可視性と自信を持って顧客に向けてLambdaでバックアップされたアプリケーションを展開することができます」とRobinson氏は述べています。   

 

現在では、New RelicのおかげでLightboxチームはプラットフォームを維持していますが、Robinson氏は新しいコンテンツや機能、テクノロジーを展開していくことを期待しています。New Relicを導入する前は、最も人気のある番組がライブ配信されると、遅延やその他の問題が発生するのではないかと不安になっていました。しかし今では、最新のコンテンツがもたらすポジティブな影響を楽しむことができるようになりました。

 

Spark New Zealandのコンテンツおよびコマーシャル責任者のAnna Tait氏は次のように述べています。「Lightboxは、高いサービス品質を実現しながら、迅速に市場に対応できるように常に努力しています。New Relicを利用することで、当社のテクノロジーチームは自信を持って、スピーディに行動できるようになり、ビジネスチームは次に起こり得る問題を心配することなく、新しい挑戦ができるようになっています。」

 

「Lightboxは、高いサービス品質を実現しながら、迅速に市場に対応できるように常に努力しています。New Relicを利用することで、当社のテクノロジーチームは自信を持って、スピーディに行動できるようになり、ビジネスチームは次に起こり得る問題を心配することなく、新しい挑戦ができるようになっています。」

Anna Tait Content Acquisition and Commercial Lead, Spark New Zealand