帳票ソフトウェア分野シェアNo.1ベンダーのウイングアーク1st株式会社、 クラウドサービスの安定運用のため可観測性プラットフォーム「New Relic」を導入

2020年 3月 2日

デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小西真一朗、以下「New Relic」)の可観測性プラットフォームNew Relicが、ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中潤、以下「ウイングアーク1st」)が提供する帳票クラウドサービス「SVF Cloud」に導入されました。

 

背景と経緯

ウイングアーク1st株式会社は、帳票分野における市場シェア No.1 1 のソフトウェア事業をSaaS型のクラウド事業へと変革を進めています。そこでミッションとなっているのが SLAを遵守するための「安全と安心」です。同社は「安全」のためISMS(ISO/IEC 27001:2013、ISO/IEC27017:2015、ISO/IEC 27018:2014)の認証取得し、お客様データの安全確保に努めてきましたが、さらに「安心」につながるサービスのパフォーマンス管理にも取り組み始めています。ソフトウェア事業からSaaS型事業への変革には、クラウドの複雑なマルチテナント環境をいかに安定的に運用するかが同重要なテーマになります。そこでは高いサービス可用性と処理速度を一定以上に維持向上することは顧客満足度にもつながっています。ユーザーは処理スピードの低下を感じても明確なクレームとして顕在化しない場合があり、積み重なる「小さな不満」は顧客満足度を低下させ、ビジネスの継続性にも悪影響を与えかねません。そこでユーザーの小さな不満を事前に察知する仕組みを整えるため、SaaSである SVF Cloudのトランザクションなどを詳細に可視化、検出とその管理を可能にするプラットフォームを必要としていました。

 

New Relicの導入と想定効果

そこでウイングアーク1st株式会社は2019年12月より帳票クラウドサービスSVF CloudにNew Relicを導入しました。SaaS運用におけるサービスとシステム基盤の精緻なパフォーマンスモニタリングや分析が可能であること、そのためのソースコード改変が不要であり即時に安心向上に取り組めることが大きなポイントでした。New Relicを導入したことで、SaaS運用に必要なサービスの信頼性を把握する指標を可視化、同社のサービス信頼性を担うエンジニアリングチームはスマートフォンでもNew Relicの情報を頻繁にチェックし、パフォーマンス低下などの問題がないかモニタリングしています。同時に、サービス遅延や停止を引き起こしかねないボトルネックを即座に把握できる仕組みを整備しました。このたびの導入によってすでにサービス運用効率の80%以上の向上を見込んでいます。

 

今後の展望

SaaS運用管理の指標可視化を実現するNew Relicは、同社のクラウドサービスを支え顧客満足度の維持、向上に寄与しています。SaaS型事業への変革を強化しつつある同社は、SVF Cloud以外のクラウドサービスにもNew Relicを順次適用しさらなるサービスの信頼性を向上させていく予定です。

 

ウイングアーク1st株式会社 技術本部 クラウド統括部 統括部長 崎本高広 氏は次のように述べています。

「お客様が感じる”小さな不満”に対してプロアクティブに対策を講じることで弊社サービスへの強い安心感を持っていただき、さらに顧客満足度を高めていきたいと考えています。New Relic はSaaS型事業への変革において優秀な部下を複数人雇うことができたことと同義であると感じています」

 

New Relic株式会社 代表取締役 小西真一朗は次のように述べています。

「今やSaaS導入においてサービスの信頼性やSLAを条件とされることは当たり前となってきました。ウイングアーク1st株式会社様のお客様の”安全と安心”をミッションとされることに New Relic として強い共感を覚えます。日本No.1のSaaS型帳票サービスを支援できることを大変光栄に思います」

 

■ウイングアーク1st株式会社について

ウイングアーク1st株式会社は、帳票ソフトウェア分野におけるNo.1ベンダー1として、システム現場には開発効率性の向上と運用負荷の軽減を、業務現場には業務改善と生産性の向上を実現する「価値あるソフトウェア」を数多くの企業様に提供しています。また国産BI・データ活用製品も展開しています。

 

■帳票クラウドサービス「SVF Cloud」について

SVF Cloudは導入実績23,470社を超える帳票基盤ソリューションの機能をクラウド上で利用することができる帳票クラウドサービスです。日本固有の緻密な帳票はそのままに様々なクラウドサービスと連携させることで、クラウドサービスにおける利便性の高い円滑な帳票運用を実現します。

 

■New Relicについて

2008年に創業したNew Relicは、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「可観測性プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャーだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOpsチームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を計測可能な戦略へと変化させることができます。グローバルでは、AirBnBやGitHubなど1万7000社ならびにFortune 100企業の過半数で導入されています。日本でもすでに数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New RelicがFortune 100企業の過半数から支持されている理由はnewrelic.co.jp をご覧ください。

 

※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。

※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。

 

【このプレスリリースに関するお問合せ先】

New Relic株式会社

七戸 駿

TEL: 03-4577-9065 Email: japan_marketing@newrelic.com

 

株式会社井之上パブリックリレーションズ

New Relic PR担当:北野、妹尾、横田

TEL: 03-5269-2301 Email: newrelic@inoue-pr.com

 

将来予想に関する記述

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1 帳票ソフトウェア分野市場シェア68.3%(出典:株式会社ミック経済研究所「帳票設計・運用製品の競合調査2019年度版」)

New Relicについて

New Relicは、オブザーバビリティのリーダーとして、優れたソフトウェアの計画、構築、デプロイ、実行に対するデータ駆動型のアプローチでエンジニアを支援しています。New Relicは、エンジニアがあらゆるテレメトリ(メトリクス、イベント、ログ、トレース)を取得できる唯一の統合データプラットフォームを提供し、強力なフルスタック分析ツールとの組み合わせにより、エンジニアが意見ではなくデータを用いて最高の仕事をできるよう支援します。New Relicは、直感的で予測可能な価格体系を採用しています。計画サイクルタイム、変更失敗率、リリース頻度、平均解決時間の改善を支援することにより、エンジニアに高い費用対効果をもたらします。Adidas Runtastic, American Red Cross, Australia Post, Banco Inter, Chegg, GoTo Group, Ryanair, Sainsbury’s, Signify Health, TopGolf および World Fuel Services (WFS) などの世界有数の企業がNew Relicをお使いいただいています。お客様が稼働時間と信頼性を向上し、運用効率を高め、革新と成長を促す優れた顧客体験を提供する支援をしています。www.newrelic.com

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